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「好き」を「お金」に変える心理学 著:Daigo

最近メンタリストDaigoさんの放送をYouTubeでよく見ています。

TVにメンタリストとして出演されていた時は「ただのパフォーマーじゃないの?」と思ってあまり興味はありませんでした。

しかし、大変な読書家ということを知って放送を見始めたところ知識が豊富で面白かったため先入観による食わず嫌いって良くないなぁと改めて思いました。

ということで今回Daigoさんの『「好き」を「お金」に変える心理学』を読みましたのでまとめを書いていきます。

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「好き」を「お金」に変える心理学 著:Daigo

★一行要約

お金を正しく使うことで好きなことを無限ループさせましょう

 

 お金は稼ぎ方より使い方の方が大事である。それを意識するためにお金の使い方は、「浪費」と「投資」を分けなければならない。この投資とは株式やFXといった意味ではなく、お金を使うことによって知識や経験といったリターンが生まれるもののことを言う。つまり、自分の中にストックできる「投資」にお金を使いましょうということである。

 自分の好きなことにお金を「投資」し、リターンを「再投資」する。この無限ループを発生させると上手くお金を使いこなせるようになり、好きなことが充実する。

 好きなことを仕事にしていない人も多いだろう(筆者もそう)。だからといってすぐ仕事を辞めて好きなことで生きていこうとするのはおすすめできない。無限ループを発生させるには時間がかかるし、それまでに生計をたてられなくなれば、好きなことに集中することも出来なくなってしまうからだ。もし趣味で好きなことをやっているならば副業として収入を分散させ、徐々に広げていけばいい。

 そこで好きなことをマネタイズするにはどうすれば良いか。著者は「アピール&コミットメント」が必要であると言う。つまり、「自分はこれが得意です。依頼があれば承ります」とアピールし、需要にコミット(責任の伴う約束や目標や目的に対して積極的に関わる)していくということだ。

 そのためには信頼を積み重ねる必要がある。信頼を得るにはギブ&テイクではなく、ギブ&ギブぐらいの気持ちで自分の持っている技術や知識を相手に与えていくのだ。それによって誰かが困った時「これなら〇〇さんが得意だから声を掛けてみよう」というような流れを生み出せる。人脈とは誰かを「知る」ことではなく、「知られている」ということなのである。

 高級品やブランドもので得ることができる承認欲求は決して満たされることはなく、それ自体が何かを生み出すわけでもない。「浪費」は幸せに繋がることはない。

 お金を使う時は、それが自分や周囲に何をもたらすのか(=リターン)を常に意識することだ。